医師の働き方改革の本丸は「看護部」

本来長年医師のサポートを行ってきた、そのための業種である看護師が、医師の業務移譲先として最適であるのは、言われてみれば当たり前なことなのです。
しかし、某有名病院ですら小手先の対処で済ませ、この方法に行きつかなかったのはなぜなのでしょうか。
それは問題意識と事前精査の不足によるものだと私は思います。
であればこの問題解決のために悩んできた時間も安易な対処に飛びつくことなく本質的解決方法の糸口へたどり着くために無駄ではなかったと思えてくるのではないでしょうか。
これからは、メディカル・セクレタリーの事務作業補助にとどまらず、幅広い分野で医師の業務を減らす必要があります。
しかし看護部というのは、医師に次いで実務に追われている印象もあり、それ自体の規模も大きく、現状への最適化が遅れがちな傾向出やすい部署と言われています。
改革のためにはその看護部にこそあらためて注目し、業務配分を見直せば、医師の働き方改革は進んでいくことが期待できます。
現段階では、制度として導入された「医師事務作業補助者(メディカル・セクレタリー)」は、抜本的に働き方を変えるような成果は上げられていないものの、医師の業務負担の一部を軽減させることはできていように思います。
そこで、あらためて看護部にこそしっかりと目を向けて、改革を進めていくべきではないでしょうか。そして、看護部だけにとどまらず、看護助手の働き方についても検討することが出来たなら、きっとより大きな業務体制の見直しへと繋がっていくことができるのではないでしょうか。
少なくとも現時点で、漠然としていた「働き方改革」の方法論、それが実現できた際のビジョンなどが、おぼろげにでも見えてきたと感じていただけるのではないでしょうか。

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